母がお友達から手作りのストラップをいただいたというので見せてもらいました。
ゼムクリップに折り紙を巻き巻きして、繋ぎ合せたストラップ。
最初はなるほどぉ〜と形だけ見ていたんですが、フと気づきました。
紙なのに、紙の音じゃないみたい!
というわけで、今日は紙の音について。
オノマトペと呼ばれる擬音語や擬態語を表す言葉がありますが、改めて”オノマトペ”とはなんぞやということをニコニコ大百科より一部引用させていただきます。
オノマトペ(仏:onomatopee)とは、擬声語を意味するフランス語である。
- 擬音語
- 物が発する音や声を真似て字句で描写した語句のこと。
「ドカーン」「サラサラ」「ワンワン」など- 擬態語
- 状態や心情など、音のしないものを音によって表す言葉。
「ツンツン」「デレデレ」「ニヤニヤ」などオノマトペとは上で説明した「擬音語」と「擬態語」を包括的に指した言葉である。日本語では擬音語と擬態語を合わせて「擬声語」と呼ぶことがありこれがオノマトペにあたる。
物事の声や音・様子・動作・感情などを簡略的に表し、情景をより感情的に表現させることの出来る手段として用いられており、我々の生活は数限りないオノマトペを利用することによって成り立っている。
特に日本語はオノマトペの種類が多く、その重要性は高い。
普段、私もこのオノマトペをよく使って表現や会話をします!
上記の説明にも書いてありますが、日本語のオノマトペってかなり種類が多いらしいです!
(オノマトペ辞典が欲しい・・・)
例えば「ご飯をモリモリ、モグモグ、パクパク食べよう!」というCMがあったとしたら、「いわゆる沢山のご飯をよく噛んで食べようってことだよ」と説明したとしても「食べる時ってそんな音がするの?」っていうことになってしまうそうです。
(乏しい発想力の例については触れないでいただきたい)
それから、世界の動物の鳴き声をオノマトペで表現すると、国によって結構違いがあるのはすでにご存知かもしれません。
日本・・・「コケコッコー」
アメリカ・・・「コッカドゥードゥルドゥー」
フランス・・・「コックェリコ」
イギリス・・・「トゥイートゥイートゥイー」
ロシア・・・「クカレクー」
インネシア・・・「クックルーユ」
韓国・・・「コッキオー」
・・・などなど、中学生の時にニワトリの鳴き声の他の国での聞こえ方と表現方法を先生が教えてくれた時は、「まっさかぁ〜!先生嘘教えたらアカン!」と半信半疑でした。
でもテレビでこの実証をやっていたのを見た時に、海外の人が本当にこのように表現していて、文字に起こすと上記のようなカタカタになるのですが、人間での再現を聞くと、やっぱりどことなく「コケッコッコー」に私には聞こえるような気がしました。
果たしてこれは、国によるニワトリのなまり(方言)なのか、そもそも人間の耳に聞こえている音自体が違うのか、文字にするにはそう表現するしかなかっただけなのか・・・!?
オノマトペについては話が奥深そうなので、今回はこの辺りで・・・
さて、前置きが長くなるのがおきまりのパターン化してきていることに気づいてはおりますが、本題の紙の音についてです!
紙の音ってどんなオノマトペをイメージしますか?
ペラペラ
ガサガサ
ピラピラ
サラサラ
カサカサ
パリパリ
クシャクシャ
紙を破く時は速さによって
ビリビリ(遅め)
シュッ(中くらい)
シュン(超高速)
あとは、本を閉じた時は
パンッ
本を重ねた時は
パサッ
などなど、色々と実際に音を確認しながら書き出してみましたが、結構沢山あるなぁと思います。
記事の最初に戻りますが、いただいたストラップもクリップに紙が巻いてあって、紙同士が当たって音が出るのですが、どんな音がしそうか想像してみてください・・・
(ちなみにクリップだけで同じ形を作って音を出してみましたが、微かにシャラシャラと聞こえる程度でした。)
実際にどんな音がしたかはこちら↓
paper sound from mi on Vimeo.
どうでしょう?
予想通りでしたか?予想外でしたか?
私にはジャラジャラっと聞こえます!
紙なのに、紙の音じゃないみたい!
けどこの音、どこかで聞いたことあるような、ないような・・・
そういえば、毎年出演している仙台の定禅寺ストリートジャズフェスティバルで募金をするともらえる、カメラのフィルムケースの中にサンゴのかけらを入れたガンザと呼ばれるシェーカーの音に似ているなぁ〜と思いました。
そのガンザの音を実際に聞いてみたい方は、ぜひ定禅寺ストリートジャズフェスティバルへ!笑
紙がこんなジャラジャラ〜な音がするのかぁ!とちょっと新鮮な発見だったので日記をつけてみました!
今日はこのあたりで。。。