川又 瑞代 (かわまた みずよ)
3歳よりピアノ、5歳よりバイオリンをスズキメソードにて始める。
中学・高校時代は吹奏楽部にてパーカッションを経験し、その後尚美学園大学にてバイオリンを専攻し、中澤きみ子氏に師事する。
大学時代にレコードショップにて偶然手にしたDjango ReinhardtとStephane GrappelliのCDに魅了され、ジャズを始める。
Stephane Grappelli, Eddie South, Joe Venuti, Michel Walopなど、主に1920〜30年代に活躍をしたバイオリンプレイヤーや、フランスで発展を続けるジプシージャズミュージックに深く影響を受け、ホットでスウィンギーなサウンドを追求している。
フランスのフォンテーヌブローで毎年夏に開催される「Festival Django Reinhardt」への出演(2018年/2019年)。
海外のミュージシャン達とのセッションを重ねながら、国内でも様々なアーティストとの共演、サポート、レコーディング等幅広く行なっている。
音楽による対話を楽しみながら「人・空間・時間に寄り添う、ごきげんなジャズ」をモットーに、都内を中心に全国各地で演奏活動中。
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<現在活動中ユニット>
+33<トワトワ> (旧Grappellythm)
[Acoustic Jazz Trio]
2018年結成。ヨーロピアンサウンドのジャズトリオ。
Jazz/Gypsy/World/Pops/オリジナル等...演奏楽曲のバリエーションも豊富のユニット。
メンバー:川又瑞代(violin),露木達也(guitar),阿部恭平(bass)
Osaka Hot Jazz Quartette(現在活動休止中)
[Gypsy Jazz (Jazz Manouche)]
2013年に結成。関西を中心に活動。
古き良きパリの情景、そしてエスプリ香るHot Clubサウンドを踏襲したジャズマヌーシュバンド。
メンバー:川又瑞代(violin),京田智広(solo guitar),藤家功(rhythm guitar),橋本洋佑(bass)
<川又瑞代 参加作品>
2015年4月 Robin Nolan Trio with Café Manouche【Oriental Sessions】
2017年4月 Kyoto Composers Jazz Orchestra【Now and Them】
2017年11月 Takman Rhythm【Easy Like】
2018年4月 キヨシ小林【ウクレレ少年62】
2022年9月 Cabbage & Burdock 【ギロと野獣】
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< What’s ジプシージャズ >
1930年代にフランスで「フランスホットクラブ5重奏団」というバンドを中心に一世を風靡したジャズスタイル。
そのブームの火付け役となったギタリストの「ジャンゴ・ラインハルト」がキャラバン(移動車)に乗り、各地を放浪するマヌーシュ族(ロマ)であったことに加え、長い歴史の中でジプシーに伝承される音楽やリズムと、当時アメリカからヨーロッパへ輸入されてきたジャズミュージックとが融合されたことから、後に“ジプシージャズ”という愛称で親しまれるようになり、近年ではヨーロッパだけにとどまらず世界各国で愛されている音楽である。
”ジャズ”と聞くとサックス、ピアノ、ベース、ドラムなどの楽器編成を思い浮かべることが多いが、リズムギターと呼ばれる役割のギターパートがドラムの代わりにリズムを刻んでいるのもジプシージャズの特徴の一つ。
「マカフェリギター」というあまり馴染みのない形のギターはフランス生まれ。
様々なスタイルのギターがある中で、一味違った哀愁漂う味わい深い音色が特徴のギターはバイオリンとの音色の相性が抜群です!