私の好きなジャズマンを羊毛フェルトで製作し、そのミュージシャンの音源を紹介するというシリーズです!
第二弾はコチラ。
Oscar Aleman(オスカー・アレマン)
1909年ー1980年
南米のアルゼンチン生まれのオスカー・アレマン。
ジャンゴ・ラインハルトと同じ時代にパリでも活躍していたギタリスト。歌も歌います。
ジャズだけに限らず、タンゴやジャイブ、ラテン系にスパニッシュにハワイアンなど、多岐にわたる音楽を演奏するマルチプレイヤー。
昔のミュージシャンは主にレコードに耳を傾けて音楽を習得していたと思うのですが、この時代にこれだけ多くの音楽ジャンルを自分のモノにしていたアレマンは、レコードと楽器に向かう時間も相当量必要だったのではないかと思います。
演奏して、仲間とセッションして、レコードを聞いて、練習して・・・時間の使い方を想像するだけでも、この時代のミュージシャンは正に”音楽漬け”という言葉がふさわしいですね!!
アレマンのギターの音色は南米生まれが影響しているのか、少し陽気で軽く明るい音色だなぁと思います♪
アレマンのソロギター🎸
序盤はクラシカルに、中盤からスウィングしてきてゴキゲン♪
Oscar Aleman - In The Mood (De Humor)
日本ではこれを聞くと「レッドロブスタ〜♪」と歌いたくなってしまうCM曲の原曲は”In the mood”(笑)
Oscar Aleman - Tico Tico No Fuba
思わず踊りたくなってしまうような、とっても陽気なナンバー”Tico Tico No Fuba"
ジャズのスタンダードナンバーとして今も愛されるCherokeeというナンバー。
Cherokee=インディアン部族のチェロキー族で、クリーク族の言葉では「判り難い言葉を話す人たち」ということを意味する言葉だそうですが(Wikipediaより)、このバージョンを聞くと確かにゴニョゴニョと異国の言葉や音楽の調べが聞こえてきてCherokeeという世界観が見事に表現されているなぁと感じます!
このスウィング感が映画で観るダンスホールのシーンを想像します!